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女性の低体重・低栄養症候群(FUS)と不妊症・妊活
2025.07.22

低体重・低栄養症候群とは?
「低体重・低栄養症候群」は、簡単に言えば「痩せすぎ」や「栄養不足」が原因で、女性の体にさまざまな不調が起きる状態を指します。
現代社会では、外見を重視する風潮から「痩せ」が美徳とされがちです。
しかし、その陰で多くの女性がこの状態に陥り、体に不調をきたしているのが現状です。
特に若い女性に多く見られ、将来の妊娠や出産、そして高齢になった時の健康にも悪影響を及ぼすことが心配されています。
なんとなく、妊活を含め体にとって良い状態ではないことは想像できるのではないでしょうか。
漢方から見た「痩せすぎ」と「栄養不足」
漢方的に見ても、体にとって必要なものが不足したり、滞ったりする状態は、決して良いとは言えません。
不妊症や妊活においては、気血不足による子宮や卵巣機能の低下は避けて通れない問題です。
今は妊娠・出産を考えていないとしても、将来的に不妊症になるリスクを高めることにもつながります。
また、「痩せすぎ」や「栄養不足」は心の不調にもつながることがあります。
漢方的な見方では、「血の不足」や「気の不足」はメンタルヘルスに大きな影響を与えるとされています。
「痩せなければ」という過度なストレスや感情の抑圧に拍車をかけることも考えられます。
このように、「痩せすぎ」や「栄養不足」は心身ともに不調をきたすということを、ぜひ知っていただければと思います。
ご自身の健康を見つめ直すきっかけに
簡単にではありますが、私が思うところをお伝えさせていただきました。
ご自身の食生活や体型について見つめ直すきっかけになれば幸いです。
もしご心配なことがあれば、お気軽にご相談ください。