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花粉症に小青竜湯の長期服用はご注意

2024.02.09

花粉症に小青竜湯

花粉症でよく耳にするのが小青竜湯です。

花粉症の代表的な漢方薬として知られているようです。

小青竜湯は本来は『風寒束表、水飲内停』を改善する漢方薬です。

体質的に体に不要な水が溜まりやすい人が冷えに負けている状態です。

具体的な症状で言えば水のような鼻水が出て悪寒や発熱、頭痛などがある状態です。

この水のような鼻水に効くことを応用して花粉症に小青竜湯が使われているようです。

しかしながら鼻水が黄色く粘っこいなどの花粉症には向いていません。

このタイプは熱がこもっている花粉症なので小青竜湯は逆効果になる可能性があります。

漢方薬は病名ではなく、体質や状態を見て服用する事が大切です。

小青竜湯の長期服用は安全?

花粉症に小青竜湯を服用する際に気を付けないといけないのが長期服用です。

小青竜湯で注意が必要なのが中に含まれる『麻黄』という生薬です。

以前も書きましたが麻黄は効きが良い反面、長期服用には色々注意が必要な生薬です。

高血圧、心疾患、緑内障、甲状腺機能亢進症、前立腺肥大症などがある方は注意が必要です。

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また、陰虚と呼ばれる水不足体質の人や体力のない人には向いていません。

長期服用することによって症状が悪化する場合もあります。

安全性と効果のバランスを考えるのであれば冷えに負けてた花粉症には苓甘姜味辛夏仁湯が良いのではないでしょうか。

小青竜湯の裏処方とも呼ばれる苓甘姜味辛夏仁湯は優しく身体を温めくれるので長く服用しても安心です。

花粉症は中医学で見れば様々なタイプがあります。

体質や症状を見極めて漢方薬を服用する事と、食事などの生活習慣の養生も大切です。