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脳梗塞や心筋梗塞と瘀血

2024.01.24

脳梗塞・心筋梗塞

脳梗塞と心筋梗塞はどちらも『血栓』により血管が詰まり血液が流れなくなる事により起こる病気です。

どちらも突然起こり、命の危険がある怖い病気です。

命が助かったとしても後遺症などが残る事もあり早くからの予防が大切です。

このような脳梗塞や心筋梗塞は動脈硬化が進んでいる人ほどかかりやすくなります。

動脈硬化とは、動脈の血管が硬くなって弾力性が失われた状態です。

血管内にプラークがついたり血栓が生じたりして血管が詰まりやすくなります。

脳梗塞や心筋梗塞はこの血栓や動脈硬化を予防する事が大切です。

血栓や動脈硬化は瘀血のよるもの

中医学では血栓や動脈硬化は瘀血と呼ばれる血の汚れによる起こると考えられています。

瘀血は血が汚れドロドロになり血液循環に支障をきたす状態です。

瘀血体質は食生活や生活習慣の乱れからなり糖尿病や高脂血症、高血圧などにも起因します。

  • 食生活の乱れ→肉や揚げ物など油っぽい食事に偏る
  • 生活習慣の乱れ→ストレスや運動不足、睡眠の質の低下など

この瘀血体質になると血栓ができやすくなったり動脈硬化が進んだりします。

その結果、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが上昇するだけでなく、他の様々な病気の原因にもなります。

瘀血から血管を守る生薬

瘀血体質には丹参、紅花、川芎、芍薬、木香、香附子などの生薬がよく使われます。

特に丹参は血液はサラサラにするだけでなく、血管の弾力性が回復させて血管年齢を若返りさせるとも言われています。

特に糖尿病や高脂血症、高血圧などの疾患がない人でも30歳を越えたら瘀血はあるとされています。

大きな病気にかからないためにも血管を瘀血から守る事は大切です。