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妊活中の眼精疲労は不妊に関係する?中医学的な原因と対策
2025.04.22

妊活・不妊と眼精疲労の関係性について
妊活や不妊症と眼精疲労は関係があるのでしょうか?
結論から申し上げますと、関係があります。
ただし、厳密に言うと「眼精疲労」というよりも、目の使い過ぎと捉える方がより適切かもしれません。
中医学において、目の使い過ぎは血(けつ)を消耗すると考えられています。
眼精疲労のような状態が続くと、過剰に血が消耗され、血の不足(血虚:けっきょ)を招きます。
この血は、妊娠において非常に重要な役割を担っており、その不足はなかなか妊娠できない大きな原因の一つとなり得ます。
例えば、子宮内膜を作るためにも、卵を育てるためにも、血は基本的な材料であり、その質が良く、十分に存在していることが妊娠しやすい体質と言えるでしょう。
なので中医学で言う血は妊娠にとても大切なものと言えます。
基本的な対策としては、血を補うこと、そして目を休ませることです。
目をよく使う方は、失われた血を補うクコの実をおやつ代わりに摂取するのも良いでしょう。
よりしっかりと補いたいという方には、杞菊地黄丸などの漢方薬も選択肢の一つとなります。
そして、何よりも重要なのは目を休ませることです。
特に必要のない時は、スマートフォンやモニターを見る時間を意識的に減らすように心がけましょう。
目の使い過ぎは血を消耗し、血の不足は妊娠しにくい体質につながる可能性があります。
日頃から目の使い過ぎには注意し、適切なケアを心がけましょう。