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秋のアトピー性皮膚炎漢方
2023.10.13
秋からアトピー性皮膚炎が悪化するタイプ
秋になると気温が少しずつ下がり過ごしやすい季節になります。
その反面、空気の乾燥などでアトピー性皮膚炎などの肌トラブルがある方は注意が必要な季節でもあります。
アトピー性皮膚炎と言っても中医学では見方は様々です。
ジュクジュした湿熱タイプ、カサカサした風燥タイプ、肌が赤い血熱タイプ。
他にも様々なタイプがあり、2種類のタイプが重なる方もいます。
特に秋から気を付けるのはカサカサした風燥タイプです。
簡単に言うと体の水が不足して干からびているタイプの方です。
このタイプの方は秋から冬にかけて症状が悪化しやすいので気を付けましょう。
夏のダメージが秋に肌へ出る
夏の強い日差しや暑い気候は体へダメージを与えます。
ダメージは直接的な肌へのダメージだけでなく、体内へ熱を蓄積させます。
蓄積した熱が体を乾かし干からびた体質へと変化させていきます。
干からびた体質は熱を抑えきれなくなり、肌が荒れていきます。
特に秋は外からの乾燥もあるのでより一層肌が荒れやすくなります。
アトピー性皮膚炎は肌の乾燥により悪化しますが、内側の乾燥や溜まった熱に等でも悪化します。
これが秋になると悪化するアトピー性皮膚炎の原因です。
秋のアトピー性皮膚炎は体を潤し熱を抑える事が大切
秋のアトピー性皮膚炎はまずは体を潤し熱を抑える事が大切です。
干からびた体質が原因なのでまずは体を潤す事です。
その次に熱を抑えれる体質に戻してあげる事が重要になってきます。
スキンケアなどの外部からのケアも大切ですが、内側からのケアも大切です。
食事では発散性の強い香辛料などの辛い物は避けましょう。
また、秋の果物である梨などは体を潤してくれるのでお勧めです。
ざっくりとした説明ですが、気になる方はご相談ください。